大工志願者を求めて東京工学院専門学校を訪問
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来年春の、専門学校卒業生への求人で、4月10日、東京都小金井市の東京工学院専門学校を 訪問しました。 対象は同校建築技能課の生徒20名(男子16名、女子4名)です。何れも、2年間の建築に関する知識、技能を習得し、来年4月には、設計士、現場管理者、技能者として建築関連の職場に従事する予定の生徒さんです。
対象は同校建築技能課の生徒20名(男子16名、女子4名)です。東京大工塾からは、佐藤理事長、高木理事、事務局長岡それに実技説明のため野村大工さんの4名が説明に伺いました。
冒頭、佐藤理事長より、大工志願者を支援する東京大工塾の役割、木造建築における大工技能 そして、現場の中心を担い家を作り上げる棟梁の大切さを説明しました。
大工人口は高齢化、減少時代を迎えていますが佐藤理事長は、自らの経験に基づいて大工仕事の魅力、やりがいについて熱意を込めて語り、20人の生徒も次第に内容に引き込まれていきました。
後半は、ベテラン大工の野村さんが、木材手加工の実演を行いました。実習室にある粗木に手慣れた様子で墨付けを行い、ノミを走らせて鎌接手を作成し更に、柱の臍と 仕口を加工機を利用して作成しました。その間およそ、20分くらいの作業ですが、曲りがねを使い、ノミを走らせる手際の良さに皆感動の様子でした。
生徒20名の中には、もともと大工志望で入学した学生も含まれていますが、一人前の大工になる ためにはどこで、何を習えば良いのかというキャリアプログラムが明確になっていないのが実状です。
そのような意味で、今回専門学校に出向いて生徒さん達に直接大工の役割や技能について説明でできたことは、今後の大工希望者の求人にとって大きな意義があると感じました。
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東京大工塾の仕組みについて説明をする佐藤理事長
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大工体験を基に大工の魅力、やりがいについて説明
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これから就職活動を行う、生徒の皆さんに向けて髙木理事よりメッセージ
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粗木と仕上げ後の木材の表面の違いを生徒に見せる佐藤理事長
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仕口加工の実演を行う野村大工