今回は東京大工塾の入塾生が2年間通学し、お世話になっている東京建築高等職業訓練校の実技訓練見学に

行ってきました。

 

同訓練校では現在の現場作業では学ぶ機会が少なくなっている墨付け・手刻み等といった規矩術に加え、座学では建築概論等さまざまな

基礎訓練を受けることができます。

 

また、条件を満たしていれば入校や授業料に関わる費用の殆どを厚生労働省の助成金で賄えてしまうので非常にお得です。

 

訓練施設に入ると第2期入塾生「浅見くん」の手刻みした仕口見本が飾られていました!

 

先生曰く「非常に出来がいい!」という事で見本にしたそうですが、入塾生を褒めていただいて、見ているこちらも嬉しくります。

 

本日、訓練校2年生の課題は「四方転び」の製作です。

 

実技課題「四方転び」の製作にあたる浅見くん

同じく実技課題の製作にあたる小澤くん

同じく実技課題の製作にあたる小澤くん

四方転びの見本

 

電動工具はもちろん、釘やビスを使わずに差金と手道具だけでの部材を作り、きれいに組み合わせるのはかなりの難易度です。

入塾生たちも苦戦しているようでした。

 

入塾生以外にも若い大工志願者がたくさん通学されていますが、是非一人前の大工を目指して頑張って欲しいものです。